井戸茶碗のビワ色ー続き
お待たせしました。
後編です。

「と、ここまでは伝統的な萩のビワ色の出し方ですが、自分の窯や条件に合った
新しい色を探って、、いろいろ工夫するのもアマチュア陶芸の楽しみ方です。
そこで私がやっている「ビワ色もどき」の隠し技を、二つほどそっとお教えしましょう。

1)古信楽の細かめ赤土に、隠し味としてテラコッタ土を30%ほど混ぜた素地を作り、
その上から化粧土にもテラコッタ土少々を混入させたものを掛けて、素焼き、
釉掛け、本焼きとやって行きます。
釉薬は、土灰系の透明釉でOKです。

2)流行の赤御影土を、家庭用ミキサーでかき混ぜて40目のふるいを通し、
ポタージュ状の「赤どべ」を作ります。
これを素地に刷毛塗りし、半日ほど経ったら白化粧を掛け、素焼き、釉掛け、本焼きをします。
釉薬は1)と同じです。

1)2)共に、前述したとおり、途中を還元にした酸化焼成で、少し低温で焼成すれば、
夕焼け小焼けのような緋色が出てきます。
お試しください。

渡辺襄、 陶芸教室主宰、 東京都)



ああ、長かった。
疲れた。
くろべーさん、これでもうビワ色が出せるでしょう。

僕は明日庭のビワを食べよう。
[PR]
by tyawanya | 2005-06-26 00:18 | 陶芸の技法ー釉薬
<< 「碗」展搬入 井戸茶碗のびわ色 >>