アスベストとセラミックウールーその2
みんなが不安と関心を持ってくれるので続けて。

書いてあることの半分も理解できないが、とにかく資料を集め、
解析してみる。
コピー&ペーストの寄せ集めになるが、
その資料を自分なりに解析、解説したい。

まず、アスベストの項目で出て来た『蛇紋岩』『角閃石』について。

まず中学のときに習った火成岩についての復習。

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本当は火山岩と深成岩の中間に、半深成岩があり、
「石英斑岩」「ヒン岩」「粗粒玄武岩」の順になっている。

この表には載っていないが、この分類は
岩石中のSiO2の比率によるもので、左から70%、60%、50%となり、
本来その更に右に45%以下の欄があり、斑レイ岩の右にはカンラン岩がある。
そしてこのジャンルが超塩基性岩という範疇に入る。

何で、わざわざこんなややこしいことを書くかと言うと、蛇紋岩が
この分類表には登場しないのに、同じく超塩基性火成岩だから、
何かヒントは無いかと思うから。

そこで改めて蛇紋岩を調べてみると



蛇紋岩(じゃもんがん)はその名前のように、暗緑色~黄緑色の、
蛇の皮のような模様をした岩石です。
特に美しい蛇紋岩は貴蛇紋岩と呼ばれ、彫り物や装飾用の石材としても使われています。

蛇紋岩はかんらん岩などが水を含んで変質してできた岩石です。
かんらん岩は二酸化ケイ素が他の火成岩(かせいがん)にくらべて
ずっと少ない(45%以下)超塩基性岩(ちょうえんきせいがん)で、
マグネシウム、鉄などを多く含んでいます。
地殻(ちかく=固体地球の一番外側)は、大陸が花崗岩や
安山岩(あんざんがん)のように二酸化ケイ素が多い岩石、
そして海洋が玄武岩(げんぶがん)のように
二酸化ケイ素が少ない岩石からできており、
かんらん岩のようによりに酸化ケイ素が少ない超塩基性岩は
あまり存在しません。

超塩基性岩は地殻の下のマントルをつくっている岩石です。
『これなあに』(岩手県立博物館HP)より引用。

地殻の下のマントルを構成している奴がなんでこんなとこにいるのか?

そこで次に『変成岩』で調べてみると


蛇紋岩は表面が黄緑色~暗緑色で、蛇の皮のようにつるつるしているので
その名前があります。
一応 超塩基性の火成岩に分類されますが、その成り立ちは少し変わっています。
つまり一方のプレートが他のプレートの下に潜り込んで
広域変成作用がおこると、潜り込まれたプレートの下にあるカンラン岩が
地上に揉みだされてきて、それが途中で変質して蛇紋岩となるのです。
そのため広域変成帯の近くには蛇紋岩が存在することが多くなるというわけです。
蛇紋岩は非常にもろく、地滑りなどが起りやすいので注意が必要です。

岡山博物図鑑 石の話』より

地震の話でおなじみのプレートまで出てきた。
いよいよ収拾が付かなくなる。

つまり、めったに地殻、地表まで出てこない超塩基性岩が、
プレート移動に伴って低温高圧の変成を受け、蛇紋岩になり、
更にその一部が特殊な環境で繊維状に育ったものが
白石綿、ちゅうことか?



次に『角閃石』とは?

造岩鉱物でもあり、火成岩性変成岩でもある角閃石。


 角閃石(かくせんせき)グループは、60種類以上の鉱物からなる鉱物グループで、組成は複雑である。
角閃石の英語名アンフィボール (Amphibole)は「あいまい」を意味する言葉であり、英語名は化学組成の変化に富むことに由来している。
角閃石は化学組成から、マグネシウム鉄角閃石、カルシウム角閃石、アルカリ角閃石の3つのグループに大別できる。
写真の玄武角閃石は、普通角閃石が酸化されて形成したと考えられている。
 石焼きビビンバの調理には角閃石の石鍋が使用されている。
この鍋を使用すると、表面を焦がさないで食材の中身を上手く焼けるそうだ。
理由は角閃石から遠赤外線が出ているからだと考えられている。


石焼ビビンバまで出てきた。
ついでに、この角閃石の遠赤外線効果で、アトピーに効くという
水を作る商品まで検索された。


ここまでは普通の岩石の話で、別に発がん性は心配ない。


ではアスベストの発がん性とは?
ここからまた長くなりそうなので、次回に。


ついでに、セラミック・ウールの項目に出ていた「セピオライト」について。


セピオライト
珪酸 60.7%
酸化マグネシウム 3.1%
酸化アルミニウム 1.0%
酸化鉄 1.6%
酸化カルシウム 1.6%
酸化カリウム 0.9%
酸化ナトリウム 0.4%
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by tyawanya | 2005-07-25 11:19 | 陶芸の技法
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