アスベストとセラミックウールーその4
今日もどんどん行きます。

今日はセラミックウールなどの新素材について、生産者ではない立場の方々からの意見。


[1424] 断熱材の材質について

投稿者:あめや       投稿日:2004/11/15 19:38:00

ガスや灯油窯本体と扉の隙間に使われている断熱材や上蓋式窯の天井に使われている断熱材は何で出来ているのでしょうか?窯業関係のカタログには「石綿ロープ」とか「ファイバーブランケット」などと書かれていますが、もしこれらの材質だとほんの少しの粉塵(目に見えない)を吸入しても中皮腫など肺癌になる確立が非常に高くなるのではと思うのですが、ホントのところはどんな材質なのでしょうか?
以前某販売店に聞いても明確な回答をいただけませんでした。


投稿者:窯守人      投稿日:2004/11/16 12:35:00

あめやさん
 昔、石綿ロープとかいって断熱パッキンを売ってました。いまはセラミックウールとかセラミックロープとかの名称で売ってます。今は石綿は使えないはずなので私も販売店に聞いて「石綿ではない」ときいてますが、この点は陶芸に関わるものとして是非知りたいです。肺ガンになりたくないですから。


投稿者:あめや      投稿日:2004/11/17 01:43:00

窯守人さん
 セラミックファイバーもEUでは発癌物質になっていますよ。残念ながら例に漏れず日本では確実な証拠がないとなんとかの理由で粉塵の規制はあっても発癌物質としては扱われていません。但し限りなく黒であり海外では使用禁止の方向にあります。

参考サイト
ttp://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0123c.html
ttp://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0123c.html
引用
EU (ヨーロッパ連合)では、1997年11月MMVF(人造非晶質繊維)の危険分類について投票を行い(EU指令97/69/EC)、セラミックファイバーは、カテゴリー2 (Substances which cause should be regarded as if they are carcinogenic to man)発ガン性物質に分類することが決定され、繊維の形態により、髑髏マークと「吸入によりガンの恐れがある(May cause cancer by inhalation)」のラベル表示が要求されるようになりました。

日本は対応がいつも鈍いですね。販売者は知っててやっているのでしょうか、無知なのでしょうか。。。長文失礼しました。


投稿者:あめや          投稿日:2004/11/17 01:46:00

同じの二つ張ってしまいました。引用したサイトは下記です。
ttp://kaznak.web.infoseek.co.jp/fiber/ceramicf.htm


投稿者:窯守人           投稿日:2004/11/17 19:07:00

あめやさん
 貴重な情報をありがとうございます。そうですか、窯の修理にきた業者は「セラミックロープは石綿ではない」とは言ってました。でも安全とは言ってなかったです。身の回りには知らないうちに危険なものが満ちているのですね。今後、窯詰めをするときなど、マスクをしたい気分になりました。
 もっと安全な高温断熱パッキンはないのでしょうか?あれば、是非知りたいです。少しでも安全な作業環境が欲しいですからね。窯もうっかり自分で解体できないですね。


投稿者:通りすがりの酔っ払い      投稿日:2004/11/17 22:37:00

横から割り込んですみません。少なくとも私がいえることとしては、
1.アスベスト(石綿)とセラミックファイバーは全く異なる物質であること
2.セラミックファイバーは発がん性が有りそうな物質として研究の対象となっているが、発がん性物質であると「断定」はされていないこと。(研究機関や研究者、国によって評価の扱いに違いはある)

あと、蛇足ですが、セラミックファイバーと同じ危険度の分類にはコーヒーや漬物なども含まれます(要するに、摂取する程度の問題?)。むしろ、発がん性があると断定されているたばこ(ニコチン)やアルコールのメーカーなどが大々的にテレビCMなどをやっていることに疑問を感じます(これも程度問題か?...。セラミックに関わらず、粉塵は吸い込まないほうがいいとは思いますが)。まぁ、あめやさんの言うとおり、確かな証拠が出て、法規制されない限り、国もメーカーも動かないのでしょうね。それでは酔っ払いは失礼します。


投稿者:あめや          投稿日:2004/11/18 21:03:00

通りすがりの酔っ払いさんこんばんは。

>要するに、摂取する程度の問題?
ではすまされないと思います。珪石や石綿は肺に侵入すると溶けることも排泄されることもないのですから、コーヒーや煙草のように止めれば回復・治癒するようなものとの比較は無意味です。セラミックファイバーの成分と製造方法を知ればそれが危険なものであることは容易に想像できると思うのですが。。。

スーパーウールのように体内で溶けてしまう材質が一般的になれば危険は回避できると思うのですが、人命軽視はどの業界も、、、と言ったら言いすぎでしょうか。


投稿者:窯守人       投稿日:2004/11/22 18:52:00

あめやさん、通りすがりの酔っぱらいさん

 本題に戻って、結局、「ファイバーブランケット」「セラミックウール」「セラミックロープ」とはどんな組成でどんな化合物なのでしょうか。
 誰かメーカーの方なり、販売店の詳しい方、教えて下さい。



投稿者:あめや       投稿日:2004/11/23 18:14:00

窯守人さんこんにちは。

セラミックファイバーはアルミナとシリカを混合して造られた耐火物です。
石英の吸入による肺癌・珪肺はよく知られています。又スーパーウールのような
体内で溶けてしまうような物以外の繊維状耐火物は人体に有害と考えてほぼ間違いないでしょう。アスベストがそうであったように世界的に(EUではセラミックファイバーは規制対象)禁止の方向に向かい、遅れて日本でも規制という感じではないでしょうか?今回もアスベストの教訓は生かされない気がします。法規制されてなければ売ってしまえ的?なやり方ですかね。薬害エイズも同じような気が、、、。

陶芸.com-陶芸教えてBBS より

これを読んでいたら安心出来無くなってきた。

紹介されていたサイトは国際化学物質安全性カード

確かに発がん性と書いている。
上のBBSで程度問題、と書いているのは理解できないが・・・




アスベスト(石綿)問題について
陶芸窯で、アスベスト(石綿)が原因での中皮腫にはならないとお考え下さい。
○陶芸窯を使用する状況では、通常、繊維が舞うといった状態にはなりにくく、
製造・施工・解体などの状況に比べ飛散量、吸入機会とも著しく低いと考えられます。
●使われている材質が違います。
石綿には、青石綿、茶石綿、白石綿と種類があって、現在陶芸窯に使われているのは白石綿です。
話題となっているのは青石綿で、青、茶、白、の順に危険性は低くなり、
白石綿では「タバコを吸う」ことと同程度の危険性とされています。
また、炉材(炉壁やフタ、扉のパッキンなど)に使われている繊維質
(石綿のように見えるモノ)のものには、
1・フェルトや毛布のようにみえる綿状のモノ、
2・繊維を編んだ縄状になっているモノ、
3・圧縮してあってボード状になっているモノがありますが、
この中で石綿を使っているのは「2・繊維を編んだ縄状になっているモノ」だけです
1と3は珪酸アルミナ質の焼成品「セラミックファイバー」でアスベストとはまったくの別物です。中皮腫の危険性は全くないとのことです。
詳しくは、炉材メーカーがただ今資料を作成中です。

安心して陶芸をお楽しみ下さい。

ただ、古い窯によっては、青石綿を全く使っていなかった、とはいいにくく、解体などの時にはきちんと対策をしなければなりません。


藤原陶芸用品店 HPより


別に知り合いの藤原さんを貶めるつもりは無いが、
概してメーカーは被害が出るまで危険性を認めようとしないのは
アスベストで証明済み。

めちゃくちゃ簡単な結論。

セラミックウールなどはアスベストほど危険ではないが、
無機物の珪酸質の繊維が体内に入って肺がんになる可能性は
皆無とはいえないので、そういったもののあるところでの
飲食、喫煙はやめたほうが安全。

[PR]
by tyawanya | 2005-07-26 15:48 | 陶芸の技法
<< 今日は、そして明日は・・・・ アスベストとセラミックウールーその3 >>