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<  2005年 06月   >
  • ポット作り
    [ 2005-06-30 03:04 ]
  • 「碗」展つづき
    [ 2005-06-29 10:36 ]
  • 碗展ーその一部紹介
    [ 2005-06-28 23:02 ]
  • 「碗」展搬入
    [ 2005-06-27 00:57 ]
  • 井戸茶碗のビワ色ー続き
    [ 2005-06-26 00:18 ]
  • 井戸茶碗のびわ色
    [ 2005-06-26 00:01 ]
  • 色釉のテストーその2
    [ 2005-06-25 23:27 ]
  • 色釉のテスト
    [ 2005-06-25 22:43 ]
  • 井戸茶碗のかいらぎ
    [ 2005-06-24 20:46 ]
  • なすび
    [ 2005-06-23 02:25 ]
ポット作り
随分前にお約束したポット作り。
きっとみんなも忘れていたでしょう。
僕も忘れていました。
今日ポットを挽き出して思い出しました。

この機会を逃すと次いつになるのか分からないので、
あわてて写真を撮りました。








筒を作ってしまいます。









このあとキーを作るのですが、potter-Yさんやukkyさんは厚みを残して押さえ込み。


僕は折り返し。
結構折り返しがすきなんです。

















まず慎重に内側にまげて行きます。
均等に曲がったら上から折り込んで行きます。



折り込みながら、先っぽ残して、その部分をまた内側に引っ張り出します。



皮を当てて口の出来上がり。
このとき寸法を決めておきます。

その後こてで胴体を膨らませて出来あがり。







その寸法に合う蓋を少し多い目に作って、


口を作って



一応パーツの出来上がり。

最後から2番目の写真で、右手の指が怪しげな動きしているでしょう。
小さいもの作るとき、無意識に右手の人差し指と中指で挟み込んでいます。

canazさんに説明書いたときには忘れていましたが、
こうして証拠写真見ると、自分でもよく分かりますね。
でも、主に仕事をしているのは両手の中指同士なんです。
最後の2枚の写真見ると、中指がちょっとフライング気味に出ています。

明日削ります。
by tyawanya | 2005-06-30 03:04 | 陶芸の技法ーろくろ
「碗」展つづき
昨日の「碗」展案内の補足。

最後に登場したきらきらピカピカ、現在東京でも同時進行中。


京橋のSILVER SHELLというギャラリーで、「水無月のかたち」というタイトルで
6人のグループ展開催です。

6月21日~7月4日まで。

因みに「碗」展は、7月10日までやっています。

最終日は僕の窯場展の初日です。
by tyawanya | 2005-06-29 10:36 | その他
碗展ーその一部紹介
本日神戸北野坂にあるギャラリー北野坂での「碗」展初日。
昼から当番で行ってきました。

samanthaさんのお気に入り、北野坂のかなり上り詰めた、ニシムラ珈琲のほぼむかえに
一歩入り込んだ、安藤忠雄設計の、ちょっとおしゃれなギャラリーに
頭の光った怪しげな男がいます。

僕です。


入り口の長いテーブルに目次代わりにそれぞれの作品が24個プロフィールと共に並んでいます。

僕の作品は前回の二人展と同じ物の持ち回りになってしまいました。



全員で24名。
相変わらず当たり前の茶碗をべらべら並べているのは僕だけ。
本当は結構面白いものをつくってくる人が多いので、
負けないようなチャレンジしたかったのですが、気持ちだけから周り。

新作は窯場展まで、お待ちください。(誰も待っていない?)




彼の作品はたたら作りです。
昨年の湯飲みでも注目していましたが、今回も期待通り素敵な作品。
めちゃくちゃ軽いです。
薄作りの僕が重く見えてしまうほど。




なんか見たことがあるような・・・

でもおしゃれ。


きれいに作ってます。
釉薬はマット。
すっきりしていて、清潔感がいい。


彼女の作品は、生のときに撥水剤塗って掻き落として、ゴスを入れて焼いてあるのは
以前pakuちゃんがやっていたと思いますが、
ご丁寧にうちっかわから、高台まで、書き込んであります。
ご苦労様。
こんな注文が100個も来たら僕なら発狂します。

最後に今日随分話し込んだ彼女の作品。


見ても異様。
半磁器土に色とりどりの釉薬、更に金彩。
僕の頭よりも光っています。
とっても手間も暇も材料もアイデアも掛かってます。

実物はもっとすごいです。

イヤー、刺激をたっぷりもらいました。
by tyawanya | 2005-06-28 23:02 | その他
「碗」展搬入
本日午後から「碗」展搬入でした。
初日は火曜日から。
以前の二人展の相方、E氏も出品してます。
僕はさぼって、二人展のときと同じものしか出せませんでした。

画像は火曜日にUPします。





ぜんぜん話題が繋がりませんが、
薪窯の体験募集が載っていました。

[2374] 穴窯体験 参加者募集

投稿者:青年部 加藤

投稿日:2005/06/26 21:14:00
私たち駄知陶磁器工業組合青年部は、町のみなさんの協力を得まして
穴窯を作りました。そこでその穴窯を利用して「作陶・蒔きいれ体験」
イベントを行うことにしました。
2005年8月22日まで募集してますので宜しくお願いします。

申し込みはこちらから http://www.donburi.or.jp


中部地区で関心のある方はどうぞ。
by tyawanya | 2005-06-27 00:57 | その他
井戸茶碗のビワ色ー続き
お待たせしました。
後編です。

「と、ここまでは伝統的な萩のビワ色の出し方ですが、自分の窯や条件に合った
新しい色を探って、、いろいろ工夫するのもアマチュア陶芸の楽しみ方です。
そこで私がやっている「ビワ色もどき」の隠し技を、二つほどそっとお教えしましょう。

1)古信楽の細かめ赤土に、隠し味としてテラコッタ土を30%ほど混ぜた素地を作り、
その上から化粧土にもテラコッタ土少々を混入させたものを掛けて、素焼き、
釉掛け、本焼きとやって行きます。
釉薬は、土灰系の透明釉でOKです。

2)流行の赤御影土を、家庭用ミキサーでかき混ぜて40目のふるいを通し、
ポタージュ状の「赤どべ」を作ります。
これを素地に刷毛塗りし、半日ほど経ったら白化粧を掛け、素焼き、釉掛け、本焼きをします。
釉薬は1)と同じです。

1)2)共に、前述したとおり、途中を還元にした酸化焼成で、少し低温で焼成すれば、
夕焼け小焼けのような緋色が出てきます。
お試しください。

渡辺襄、 陶芸教室主宰、 東京都)



ああ、長かった。
疲れた。
くろべーさん、これでもうビワ色が出せるでしょう。

僕は明日庭のビワを食べよう。
by tyawanya | 2005-06-26 00:18 | 陶芸の技法ー釉薬
井戸茶碗のびわ色
コメントの中でくろべーさんがびわ色求めて、不眠不休で日夜精進努力しているとのことで、
参考になりそうな記事が「作る陶磁郎」31号の最後に載っていたので、
著作権無視で無断転載。
責任はくろべーさんが取ってくれるそうなので。

「古美術の井戸茶碗のビワ色は、使い込まれて400年の年月が生んだ色だといわれていますが、
現在、萩で多く焼かれる井戸茶碗のビワ色は多種多様。
私はどちらかというと、強い調子の色が好みですので、素地の赤土度にはこだわります。

さてこのビワ色は、萩土に透明釉を掛けて酸化焼成すれば、すぐできます」と、
井戸茶碗の作家は簡単に言いますが、この酸化というのが曲者でしてネ。
例えば、織部は酸化で焼くといいながら、実際は、一度還元を掛けてから、
酸化に戻して色調を捕まえているでしょう。
それと同じで、このビワ色は、素地の鉄分が一度還元され、再び酸化に戻されたときに
生まれる色の一つだと考えています。

この色が出るためにまず重要なのは、素地に含まれる鉄分が3~4%ということ。
その上に黄色みのある萩土を化粧掛けして素焼きしたのち、1230度くらいで本焼きをします。
御本の窯変と同じで、化粧掛けがポイントです。
温度を上げすぎると白くなってしまうので要注意。

萩土といっても、単味の大道土もあれば、鉄分の多い見島土に大道土を混ぜた
赤系の萩土もあり、あるいは大道土に金峯土(みたけつち)を混ぜたものなど
種々あるので、土をお求めになるときは、材料店によく相談なさった方がよいと思います。

私は見島土に大道土をブレンドした萩土でボディを作り、
その上から大道土の単味で作った化粧土を生掛けして素焼きしたのち、
880~900度あたりで還元を掛け、1150度くらいで酸化に戻し、
1230度くらいで火を止めて冷まします。
余り焼き過ぎず、「甘いかな?」というくらいがよいようです。」


まず前半だけ。

by tyawanya | 2005-06-26 00:01 | 陶芸の技法ー釉薬
色釉のテストーその2
次は単純に石灰透明釉に顔料を混ぜたもの。



生地は貫入土(半磁器土)
なぜかRFのテストのみ。
上から5%、10%、20%の混入。

三福赤とか三福黄というのは、福沢工業の製品名。
結構いい発色してくれます。
アイデア溢れる窯も作っていて、良心的なメーカーです。

ついでに色化粧の色見本を。
これは教室、オヤジ用に作った色化粧。

化粧の基礎は蛙目粘土50:天草陶石50

色見本の上から無釉、水釉(透明釉を薄めたもの)、石灰透明釉になっています。




オヤジは更にこれらの化粧を混ぜたり、薄めたりして、オリジナルの化粧作って
県展や市展に出しています。
by tyawanya | 2005-06-25 23:27 | 陶芸の技法ー釉薬
色釉のテスト
honeyさんの色釉のリクエストにお応えして。

まず基礎釉が透明釉の色釉。

最初は瑠璃釉。
テストピース左から
釜戸長石7:合成土灰3(基礎釉)
+酸化コバルト0.75%、酸化マンガン2.0%、酸化鉄2.5%
+合成土灰 3(全体で7:6)
+合成ワラ灰 2

1段目が白土OF、2段目は赤土RF、3段目は白土RF



この釉薬は基礎釉の性質でよく流れたので、次は石灰透明釉。

テストピース左から、石灰透明釉の基礎釉に対して、

酸化コバルト0.5%、酸化マンガン1.5%、酸化鉄 2.0%
酸化コバルト0.6%、酸化マンガン1.5%、酸化鉄2.0%
酸化コバルト0.7%、酸化マンガン1.5%、酸化鉄2.0%
酸化コバルト0.385%、酸化マンガン0.825%、酸化鉄1.100%
酸化コバルト0.4%、酸化マンガン1.1%、酸化鉄1.1%



次はクロムの緑釉。

わらばい系の乳濁釉を基礎釉に、
テストピース左から
酸化クロム2%、4%

石灰透明釉薬をはさんで

その右に酸化クロム 1.4%、 0.7%



クロムついでにくろべーさんが言っていたクロムピンク釉
yadukiさんが反応しそうなタイトル。

テストピース、上から
福島長石25、鼠石灰10、炭酸バリウム10、朝鮮カオリン15、福島珪石35、
酸化クロム0.1、酸化錫3.0

+炭酸リチウム2.0
+酸化クロム0.2(全体で0.3)
+酸化錫3.0(全体で6.0)
+福島長石 5(全体で30)
+鼠石灰 5(全体で15)



テストピースは左から磁器土酸化、信楽特練B(白土)酸化、磁器土還元 です。

続いて、ピンクつながりで、陶試紅のテスト。
単体で酸化でも還元でもピンクに発色する顔料、陶試紅。
この顔料は発色しやすいけど、釉薬の下でしかきちんと融けてくれない頑固者。
沈殿すると更に頑固者。

科学的にはマンガンアルミナピンクというらしい。

テストピース左から
合成土灰50:天草陶石45:平津長石45:陶試紅24.4(基礎釉に対して16%)
+合成土灰50(全体で100、御深井釉)
+福島長石45



これは最初のテストだけがピンクマット釉で有効。
スキャン画像ではピンクっぽく見えますが、ほとんど白い結晶によるマット釉。
2番目の釉薬には陶試紅の割合を増やしてやれば発色するかも。

まず、ここら辺で第1回色釉テスト公開を終了します。

またね。
by tyawanya | 2005-06-25 22:43 | 陶芸の技法ー釉薬
井戸茶碗のかいらぎ
hashibamingさんのリクエストで、
ホームページに載っている井戸茶碗のかいらぎについて。

まず、井戸茶碗、って昔の朝鮮のどんぶりをお抹茶碗に見立てたものです。
だから素直な飯碗形です。
次にかいらぎとは?
まず画像を見てください。

裏を見ると

拡大したら


釉薬のちじれがかいらぎです。

これは僕の知る限り日本独特の美意識で、
雨漏り手とあわせて、侘びさびの代表的な感覚だと思います。
本家の朝鮮でも、かいらぎなんて、釉薬がとけ切っていない、虫の卵がまとわり付いたようで
嫌っていたようです。

土は極端な言い方すれば、削って荒れる土なら何でもOK.
出来ればちりめん状の荒れ方がなお良いです。

荒れた上に釉薬がかかると、その部分だけ多少厚く掛かります。
また、ピンホール等も出やすいです。

その素地の上に、
土灰6:長石3:貝殻灰1の釉薬を掛け、とけ切る一歩手前で止めると
こんな風になります。
貝殻灰はこの比率では多すぎると思いますが、まったく無いと
やはりかいらぎは出にくいようです。

因みに僕の窯で1180度です。
また、長石も、もうひとつのブログで登場したN氏が言うには
福島長石はきれい過ぎて、釜戸長石のほうが侘びさびっぽくなるそうです。

井戸茶碗のびわ色求めるのに、ただいま素地の土の研究中です。

写真の土は、陶器質の荒い赤土です。
鉄分が多すぎたみたいです。

この茶碗はかいらぎが高台際のみならず、全身に出まくって、
ちょっと下品になってしまいました。
by tyawanya | 2005-06-24 20:46 | 陶芸の技法ー釉薬
なすび
大分前の作品で、箸置きシリーズ

POTTER-Yさんのブログでお見かけした
ottoridoriさんのなすび兄弟をみて、
こんなのどうでしょう。


一応型で量産できるようになっています。
一応河井寛次郎ゴスです。
by tyawanya | 2005-06-23 02:25 | 陶芸の技法ー釉薬